2014年06月18日

ドイツ式、アメリカ式

前の記事で「犬を待たせて呼び戻し」を書きましたが、コマンドの出し方はドイツ式、アメリカ式では違います。どちらでも犬は学習しますが、私はドイツ式が理に適っていると思うのでドイツ式が好き。日本式ってどうなの? 知らないので何とも言えませんが、おそらくアメリカ式ではないかな。


例を一つ。
1.犬を左に付けて歩きます。
2.途中で「座れ」のコマンドをだし犬を座らせます。
3.ハンドラーはそのまま歩き続けます。(犬は座ったまま)

これをドイツ式、アメリカ式でやってみると

command.jpg い、色が薄っす。。。

上がドイツ式、下がアメリカ式です。(言葉はそれぞれですが、そこはポイントではないので今回は英語に統一)

ドイツ式では「座れ」のあとのコマンドはありません。アメリカ式では「座れ」に続き「待て(動くな、そのまま)」のコマンドを出します。

ドイツ式では一つのコマンドが出る、犬が従う、そして次のコマンドが出るまでは前のコマンドが有効なんです。だから、「座れ」の後に例えば「伏せ」とか「来い」とか言われない限り座ったままです。

一方アメリカ式では一つのコマンドが出る、犬が従う、その状態を維持したければ「待て」のコマンドを出します。

犬の動きは結果としてどちらも同じ。けど、アメリカ式ではコマンドが一つ多くなる。
しかも「Stay」はその状態が「座れ」でも「伏せ」でも「たったまま」でもStayです。
これは本来、犬には有効でないはずなんだけどね。


犬にはダブルスタンダードは効かない

犬の理解は1:1と言われています。人間のように条件づけにより状況が変化することを理解するのは苦手。
例えば、いつもはOKと言われていることが「今日は◯◯だからダメ」というダブルスタンダードは効かない。ダメなものはいつでもダメ。OKならいつでもOKです。

これで言うと、「Stay」はさまざまな状況で使われてダブルスタンダードどころかマルチスタンダードです。


最初に書いたように、それでも犬は学習します。
けど、理想は出来るだけシンプルに。だったらドイツ式の方が理に適ってる。

あれこれ指示を出すと犬は迷うばかりで理解できません。
もし、犬がなかなか理解してくれなかったら、それは「一つのことに専念してドイツ式にシングルスタンダードでお願いだよ…」と思ってるかもね。


追加>>
コマンドは3音まで。「す・わ・れ」「ま・て」「こ・い」これならOK。





posted by みぃ at 17:05| 愛知 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あぁ、なるほど、納得。

ハチはウチへ来た当初、お座りが出来なかったので、待ては、ほぼ常に伏せの状態だった。
ので、今も「ステイ」のコマンドで、立ってても座ってても伏せしちゃう。

そっか、そっか……
Posted by ハチ母 at 2014年06月19日 01:48
ハチ母ちゃん、
その場合、何度かやり直して「ステイ」を教え直すこともできるけど、いっそ別の言葉や音で新たに「ステイ」を教えるのもありです。どっちにしてもステイは犬には紛らわしいと思うけど。
Posted by 世話係 at 2014年06月19日 14:48
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